データもメイウェザー勝利を明確に

 「WBA、WBC、WBO世界ウエルター級王座統一戦」(2日、ラスベガス)

 注目の「世紀の対決」は、5階級制覇のフロイド・メイウェザー(38)=米国=が6階級制覇のマニー・パッキャオ(36)=フィリピン=に3-0で判定勝ちし、自身のWBAとWBCの両王座とパッキャオのWBOの王座統一に成功した。ファイトマネーは合計2億8千万ドル(約336億円)超とされ、スポーツ史上最大級の興行として話題を集めた一戦。メイウェザーが、パッキャオ得意の攻撃を鉄壁の防御でしのぎながら的確にパンチを繰り出し、採点は2人が116-112、残る1人は118-110という大差がついた。

 ボクシングのデータを取り扱うコンピュボックス社のデータも、メイウェザーの勝利を明確に示した。手数はパッキャオが429発、メイウェザーが435発とほぼ互角。ヒットした数ではパッキャオの81発(19%)に対し、メイウェザーは148発(34%)と大きく差がついた。強打でも、パッキャオは236発のうちヒットが63発(27%)と“無駄打ち”が多い。対照的にメイウェザーは、168発ながら81発(48%)とヒット数、確率とも大きく上回った。

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