内山V10なら次は海外で統一戦!?

 「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(5月6日、大田区総合体育館)

 ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(35)=ワタナベ=が10度目の防衛に成功した場合、V11戦が海外での統一戦になる見通しとなった。渡辺均会長(65)が26日、「V10をクリアしたら、内山の希望する相手、場所での試合を実現させたい」と、方針を明かした。

 内山の悲願が手の届くところまできた。「ラスベガスは最大の夢」と位置づけ「強い相手とやりたい。統一戦も望むところ」と、対戦相手にこだわりを持つ。同会長には、具志堅用高氏が持つ13連続防衛の日本記録更新という悲願があるものの、「強い相手を倒して防衛を続けてほしい」と後押しした。

 この日は、都内での公開練習で八王子中屋ジムから移籍した元東洋太平洋ライト級王者の荒川仁人(33)と2回のスパーリングを行った。見事な距離感でジャブ、ストレートを放ち、最後は猛烈なラッシュで締めるなど迫力満点だった。

 挑戦者の同級7位ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)について「自分の距離を知っている。ジャブをどれだけ当てるか、ストレートをどの位置で当てるかがカギ」という戦略通りの予行演習だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス