和気リーゼントで会見「勝てば世界戦」

 IBF世界スーパーバンタム級6位で東洋太平洋同級王者の「リーゼント・ボクサー」和気慎吾(27)=古口=が、6月10日に東京・後楽園ホールで同級3位のマイク・タワッチャイ(30)=タイ=とIBF同級挑戦者決定戦を行うことが6日、発表された。

 都内のジムで会見した和気は「勝てば世界戦まできた」と意気込んだ。タワッチャイは35勝(21KO)7敗1分け。12年には亀田大毅に判定負けした。古口哲会長は「上体が低い相手なのでアッパーで起こしてストレート、フックのイメージ」と攻略法を練る。和気も「自分の距離で戦えば圧勝できる」と自信を見せた。

 勝てば年内にも20勝無敗の王者、カール・フランプトン(28)=英国=に挑戦となる。和気は「きっちり勝って備えたい」と、世界戦へ思いをはせた。

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