辰吉父子2代で「ハイカットシューズ」
「ボクシング4回戦」(16日、ボディメーカーコロシアム)
元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(18)=大阪帝拳=が父子2代の「ハイカットシューズ」で4・16デビュー戦に臨むことが2日、分かった。平成以降、ショート丈が主流の中、両親の願いもあり“昭和スタイル”を選択。父と同じミズノ社製でデザインは白地に赤ライン。本番まで2週間のこの日、練習でお披露目した。
両親と3人でミズノ社を訪れた際、父が「上まで締まる」と強く推薦。母るみさんは息子に「昭和スタイルがいい」と希望した。父をはじめ、昭和のボクサーと言えばハイカットが主流だったが、現在は「店頭販売で9割以上がショート」と同社が言うほど、使用者は珍しい。寿以輝も父の勇姿を継ぐことに決めた。
3月初旬に東京の帝拳ジムで2週間の出稽古も行い防御面を磨いた。「勝つイメージしかない」と強気。父がKO勝利したデビュー戦の映像を何度も見て気持ちを高めてきた。
「イキった髪形で」と宣言通り金髪パーマに変身。頭はイケイケ、足元はオールドスタイル。「目立つことは好きなので」。カリスマの遺伝子を継ぐ18歳が話題独占を狙う。
