一翔、ダースベイダー新兵器を投入
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(4月22日、ボディメーカーコロシアム)
世界3階級制覇に再挑戦する井岡一翔(25)=井岡=が3日、和歌山・白浜合宿を開始しスタミナ強化へのハイテク新兵器を投入した。装着するだけで高地トレに匹敵する効果がある米国製「TRAINING MASK(トレーニング・マスク)」で、多数の格闘家らが愛用する。
到着即、砂浜で20キロ走を終えると後輩から黒い大きなマスクが渡された。目だけを残し顔を覆った姿はまるで映画「スター・ウォーズ」のダース・ベイダー。一翔は「シュー、シュー」言いながらダッシュを繰り返した。
「呼吸は半分も吸えない。20キロ走った後にきつい」と酸欠状態に悲鳴を上げた。中盤以降、スタミナ勝負でKO勝利が陣営の青写真。「長いこと王者に君臨してお疲れ様と言いたい」と最強の“カズト・ベイダー”がレベコに引導を渡す。