王者・村中、8回TKOでV2防衛
「日本フライ級タイトルマッチ」(4日、後楽園ホール)
王者・村中優(フラッシュ赤羽)が鮮やかな右ストレートを決め、8回2分42秒TKOで同級11位・阪下優友(角海老宝石)を下した。
挑戦者の積極的な攻撃にてこずり、なかなかペースをつかめなかった。7回までの採点は3‐0とはいえ67‐66が1人、68‐65が2人の接戦。7回終了時、川島会長が「これじゃしょうがないぞ」とゲキを飛ばした。
決勝の右は「たまたま。狙ってなかった」とはいえ、「よく練習していた。まぐれじゃない」(川島会長)というパンチだった。
07年から負けなしの14連勝。主要4団体で1桁ランクインしており世界も狙える。村中は「ここから正念場です」と気合を入れ直した。