鈴木が引退表明 2階級制覇逃す
「日本ウエルター級タイトルマッチ」(17日、後楽園ホール)
元日本&東洋太平洋ミドル級王者・鈴木哲也(六島)が王者・高山樹延(角海老宝石)に惜しくも判定で敗れ、2階級制覇を逃した。
序盤はリードされたが右ショートカウンターなどで挽回。だが0‐3の判定負けに、「相手は疲れていたけどパンチの威力は最後まで落ちなかった」と潔かった。
この1戦にすべてを懸けていただけに「支えてもらった周囲の皆さんの期待に応えられなかったのは悔いが残るが、ここでひと区切りを打ちたい」と、涙ながらに現役引退を表明した。
