大阪プロレス本拠地から撤退 消滅も?

 「大阪」(25日、ナスキーホール梅田)

 大阪プロレスが25日、4月いっぱいで本拠地「ナスキーホール梅田」から撤退することを発表した。阪上雄司会長は「常設会場で、という形は限界がきた。スタイルを変えて、また新たな挑戦をさせていただきたい」と説明。今後は巡業の形態で活動を継続するというが、それだけでは終わりそうにない。

 今回の発表は大阪プロレスの経営状態の切迫が表面化した形で、主要選手の一人は「団体に愛着はあるが、心は決まっている」と話し、4月の契約更改では複数の離脱者が出ることは確実。最悪、事実上の団体消滅の可能性もある。何度も危機を乗り越え、今年で旗揚げ15周年を迎える有名インディー団体が、最大のピンチに陥った。

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