オカダ勝利 1・4VS内藤決定
「新日本」(9日、ボディメーカーコロシアム)
IWGPヘビー戦はオカダ・カズチカ(26)がカール・アンダーソン(33)を下して防衛に成功。来年1・4東京ドームに王者として乗り込む。内藤哲也(31)が田中将斗(40)を下して1・4での同王座挑戦権利証を死守したため、メーンでのオカダ戦が決まった。
早くもドームへ向けて火花が散った。10月の棚橋戦後、襲撃されたアンダーソンにリベンジしたオカダの前に、内藤が現れた。
「IWGPヘビー級王者になるというオレの夢、東京ドームのメーンで必ずつかんでみせる」。レスラーになると決めた15歳で思い描いた夢の達成を誓う次期挑戦者に対し、王者は「夢?そんなこと知ったこっちゃない。東京ドームで、夢で終わらせてやりますよ」と余裕の返答。ブーイングも飛んだ内藤を「お客さんの反応がすべて」と切り捨てたオカダは「ベルトは僕のコスチュームの一部」と永久保持を宣言した。
右ひざ負傷による長期欠場から6月に復帰後、G1を制すなど勢いに乗る内藤を迎え撃つレインメーカー。2014年、新日本は新世代の頂上決戦で幕を開ける。
