驚異の48歳!ホプキンス初防衛に成功

 防衛に成功し、ベルトを手に宇宙人のマスクを被るホプキンス(撮影・大橋小太郎)
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 「IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ」(26日、アトランティックシティー)

 ボクシングのIBF世界ライトヘビー級タイトルマッチが26日、米国ニュージャージー州アトランティックシティーのボードウォーク・ホールで行なわれ、48歳9カ月の史上最年長王者バーナード・ホプキンス(米国)が指名挑戦者のカロ・ムラート(ドイツ)に3-0(117-110、119-108、119-108)の判定勝ちで初防衛を飾った。

 序盤は30歳のムラートが積極的に出たものの、試合巧者のホプキンスが徐々にペースを掌握。相手の強烈なパンチを浴びても驚異的なタフネスとスタミナを誇示し、結局は明白な勝利を挙げた。今年3月には48歳2カ月でタイトルを獲得して主要4団体の史上最年長王者奪取記録を更新したホプキンスは、この日の勝利で史上最年長で防衛を果たした選手にもなった。

 戦績を64戦54勝(32KO)6敗2分け2NCとした老雄は、「KOしたかったが相手がタフだった。みんなKOが見たいだろうから、少しパンチを貰うように戦ったんだ」と語り、余裕の勝利を強調している。一方、健闘及ばず敗れたムラートの戦績は28戦25勝(15KO)2敗1分けとなった。

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