名城に難敵…意図不明な採点変更判明

 「WBA世界Sフライ級暫定王者決定戦」(9月3日、タイ)

 名城信男(六島)が26日、国内での練習を打ち上げた。アウェーでの試合となる今回、意図不明のルール変更が判明した。通常は1ラウンドごとに優勢な方に10点、一方に9点などとする採点が、それぞれ10点、9・5点として行われることが分かった。

 枝川会長は、名城が優勢なのにデンカオセーン・クラティンデーンジム(タイ)が大差で勝つことを防ぐための措置だと推測。露骨な地元判定による勝利ではなく、接戦に見せかけるためではないかと説明した。名城は「僕には点数が入りにくい感じがする。KOで片付けたい」と気を引き締めた。

 6月22日には次女・鈴夏(すずか)ちゃんが誕生し、守るべきものが増えた。28日未明に出発する名城は「負けても悔いはない」と、不退転の決意で臨む一戦。採点とは無関係のKOで決着をつける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス