具志堅会長、初世界王者「涙が出そう」
「WBA世界フライ級暫定王座戦」(1日、バンコク)
WBA世界フライ級7位の江藤光喜(25)=白井・具志堅スポーツ=が、暫定王者のコンパヤック・ポープラムック(タイ)に3‐0で判定勝ちし、世界初挑戦で暫定王座を獲得。元世界王者で所属ジムの具志堅用高会長が育てた初の男子世界王者となった。
94年のジム創設から約20年、ついに男子の世界王者を輩出した具志堅用高会長は「うれしいなあ。涙が出そうです」と喜んだ。遠征に同行できなかったが「1回から飛ばせ、とアドバイスしておいた。敵地で勝つのはすごい」と愛弟子の快挙をたたえた。所属選手としては名護明彦が99年11月、00年12月に世界タイトルに挑んだが果たせなかっただけに今回の王座獲得は感激もひとしおだった。