V7ゆずポン「ベルト持ったまま引退」

 「スターダム」(10日、ナスキーホール梅田)

 ワンダー・オブ・スターダム王者・愛川ゆず季(29)が、翔月なつみ(23)の挑戦を退け、7度目の防衛に成功した。

 序盤から少林寺拳法初段の翔月の気迫あふれる攻撃に押され気味だった愛川だが、威力抜群のゆずポンキックで形勢を逆転すると、最後はYKイエロー(ハイキック)、YKブルー(後ろ回し蹴り)をたたき込んで翔月の右の奥歯を粉砕。鮮やかな勝利を収めた。

 4・29両国大会での引退試合まであと78日。大阪のファンから大きな声援を浴びた愛川は「引退を発表した後、自分は人の2倍も3倍も努力してきた。きっちりと白いベルトを防衛できて本当にうれしい。この勢いでベルトを持ったまま引退して、実家の神棚に飾りたい」と無敗ロードを突き進むことを宣言した。

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