小橋引退を惜しむ稀勢の里「さみしい」

 大相撲の大関稀勢の里(26)=鳴戸=が10日、千葉県松戸市内の部屋で稽古後、プロレスラー小橋建太(ノア)の引退を惜しんだ。

 プロレス愛好家の大関は小橋について「技を全部受けるし、自分もすべてを出す。さみしいです」と話した。小橋がGHCヘビー級王者・三沢光晴に挑み、初戴冠した一戦(03年3・1日本武道館)を収めたDVDを今も目にする。

 自身も入門以来849回の連続出場が、現役の関取では1位を誇る。「もう若くはない。ケガをしないように、体をもっと強くしたい」。小橋の代名詞“鉄人”そのままの大関。もう一つの代名詞“絶対王者”になるべく、まず悲願の初優勝を狙う。

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