藤田が初防衛「小川を連れてこい」

 「IGF」(29日、愛知県体育館)

 IGFチャンピオンシップは王者・藤田和之(41)がWWEや総合格闘技で活躍したボビー・ラシュリー(36)の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 ラシュリーのレスリング技術と超人的な運動能力に苦戦した藤田だが、スピアーを豪快なDDTに切り返すとラッシュ。グラウンド膝蹴り、パイルドライバー、延髄斬り、パワーボムとたたみ込んで引導を渡した。

 藤田は「必ず業界の盟主となる、という覚悟でみんなリングに上がっている。まだまだ俺もIGFも若いんで、ガンガン攻める」と、エースの誓い。試合後は売名王・澤田敦士(29)が挑戦を表明したが、藤田は「誰の挑戦でも受けるが、都合のいいことばかり言うな。俺とやりたいなら小川を連れてこい」と澤田の師・小川直也(44)の出馬を注文した。

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