【スポーツ】井岡会長は“がんこ親父”

 懐かしい昭和のがんこ親父ぶり全開だった。ボクシング史上最速の世界3階級制覇を果たしたWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=の父・一法会長。18日、愛息はGカップグラビアアイドルで歌手の谷村奈南(28)と結婚前提の真剣交際を明かしたが「会長、父として結婚は認めていない。親方がアカンいうもんはアカン」と反対したのだ。

 元世界2階級制覇の井岡弘樹氏は弟で、自らも元プロボクサー。愛息を中学1年から鍛え、昨年5月には23年越し井岡家の悲願となる3階級制覇を達成した。

 昨年大みそかには因縁のフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)と再戦し、11回TKO勝利で見事返り討ち。次戦は5月にも予定し、ビッグマッチも描いていた。その矢先の、リング外の色恋の話題だった。

 報道先行で「結婚」を知らされたことに、「お付き合いはいいけど、順序が違う。その子の親とも会っていない。すべての筋を通さないと。結婚なんて軽々しく言うなよ」とため息をついた。「次の防衛戦もあるのに」とこぼすように今、一翔は乗ってる時期。井岡ジムの旗頭として、ボクシングだけに集中してほしい思いは強い。

 愛息はボクサー一家に育ち、ボクシングに打ち込んできた。「一翔はアスリートなんやから。芸能界を辞めて一翔に尽くせるのか」と、古い考えとは分かっていながら、不安を隠せない。

 ボクシングは試合のたびにきつい減量がある上、日々もストイックな生活が求められる競技。家族の協力は不可欠だ。会長が心配するのは、こういう点だろう。

 一法会長は昨年末に交際の報告を受け、年明けには3人で食事した。その時に「一翔が結婚したいと思うくらい好きなんやろうな」とは感じた。谷村にも「礼儀正しい子」と好印象を持った。「一翔がここまで言うんやから、結婚したいんやろうな」。燃え上がる2人を止められないのは承知している。

 固い愛VSがんこ親父。昔見た昭和のドラマに「名古屋嫁入り物語」というのがあった。あれは奥さんの父親が反対し、紆余曲折を経て最後に結婚を認める筋書きだった。平成の「大阪嫁入り物語」。がんこ親父役の植木等なら2時間で感動フィナーレとなるのだが…。(デイリースポーツ・荒木 司)

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