新種目ビッグエア、日本勢はメダルなし 岩渕4位で謝罪ポーズ 藤森7位鬼塚8位

 女子ビッグエア決勝 2回目の着地でバランスを崩す岩渕麗楽=平昌(共同)
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 「平昌五輪・スノーボード女子ビッグエア・決勝」(22日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 日本勢はメダル獲得はならなかった。16歳の岩渕麗楽(キララクエストク)は惜しくも4位だった。金メダルはオーストリアのアンナ・ガッサーが獲得した。

 岩渕は1回目に79・70をマークして4位につけたが、大技成功が必要になる2回目、3回目は「バックサイドダブルコーク1080」に挑んだが、着地が乱れて得点を伸ばせず。演技後はあどけない笑顔を浮かべながら、カメラに向かって両手を合わせた。

 4度目の五輪出場となった藤森由香(アルビレックス新潟)は7位。1回目に82・25。この時点で3位につけたが、大技を狙った2回目、3回目に着地失敗。頭を抱えて悔しがった。

 日本の鬼塚雅(星野リゾート)は8位。1回目に78・75。2回目、3回目はいずれも着地が乱れ、得点を加算できなかった。

 予選では藤森が2位、岩渕が3位、鬼塚が7位。メダル獲得も期待されていたが、届かなかった。

 ビッグエアは平昌五輪から採用された新種目。ひとつの大きなジャンプ台を飛び、フリップや回転技などを披露して得点を競う。当初決勝は23日に予定されていたが、悪天候が予想されたため一日前倒しとなった。

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