ガトリンに出られ…ケンブリッジ崩れた 4年後は絶対ファイナル!

 「リオ五輪・陸上男子100m・準決勝」(14日、五輪スタジアム)

 ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=は10秒17の準決勝3組7位で、日本選手84年ぶりの決勝進出はならなかった。

 予選では抜群の加速を見せたケンブリッジだったが、準決勝は不発。隣のレーンを走ったガトリンに一気に前に出られ、走りを崩した。「一気にいかれたので。うまく自分の走りをコントロールできなかった」と、悔しさをかみしめた。

 ただ、初の五輪を経験して、確かな手応えもつかんだ。「次はもっともっと走れる」。世界と戦うために肉体改造も行ってきたが、他の選手と見比べても「だいぶ平均ぐらいになってきたかな」と、劣等感もなくなった。

 「4年後は絶対にファイナルに残りたいし、9秒台を出してから五輪に行きたい」と、早くも自国開催の夢舞台を見据えた。

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