柔道 金は遠く、4階級銅メダル、井上監督「ジタバタしてもしょうがない」

準決勝で安(右)に敗れた海老沼匡=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
2枚

 「リオ五輪・柔道女子・52キロ級」(7日、カリオカアリーナ)

 3大会連続出場の中村美里(27)=三井住友海上=は準決勝で世界女王のケルメンディ(コソボ)に敗れた。3位決定戦では勝利を収め、08年北京五輪以来2度目の銅メダルを獲得した。男子66キロ級の海老沼匡(26)=パーク24=も準決勝で世界王者の安バウルに敗れ、2大会連続の銅メダルだった。

 軽量級から金メダル有力選手を揃えたはずだった柔道だが、ここまで男女4階級はすべて銅メダルと、ここ一番で勝ちきれない展開が続く。競技3日目の8日は大本命に挙げられる男子73キロ級の大野将平(旭化成)と、連覇の懸かる女子57キロ級の松本薫(ベネシード)が登場。08年北京五輪以来金メダルのない男子の井上康生監督は「ジタバタしてもしょうがない。1人1人を信じて送り出すだけ」と、前を向いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    デイリーおすすめアイテム

    注目トピックス