藤原、終盤失速…日本勢最下位の45位

 「ロンドン五輪・マラソン男子」(12日、マル発着周回コース)

 藤原新(30)=ミキハウス=は2時間19分11秒の45位に終わった。

 飛ぶ鳥を落とす勢いの“成り上がりランナー”に、五輪の魔物が襲い掛かった。序盤からアフリカ勢の激しいペース変化に翻弄されると、終盤は力尽きて失速。日本勢最下位の45位に「完全にガス欠。両ふくらはぎがつったけど、つってる時点で勝負になってない」と、うつむいた。

 一世一代の勝負を懸けた舞台だった。2月の東京マラソンで2位に入り、五輪出場権を獲得。自らの貯金を切り崩しながら、競技を続けていた“無職ランナー”の環境は一変した。ドラマチックな競技人生が共感を集め、スポンサーが殺到。ロンドン五輪までに約4500万円(金額は推定)のバックアップを受けるまでになった。

 入賞という最低限の結果も残せず「期待に応えられず申し訳ない」と、唇を噛んだ。来年2月の東京マラソンが再起の舞台になる見込み。再び這い上がれるか。

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