金本監督、リーグ戦に向け選手にハッパ

8回、2ランを放った原口を出迎える阪神・金本監督=甲子園(撮影・田中太一)
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 「交流戦、阪神2-0オリックス」(20日、甲子園球場)

 阪神が接戦を制して連敗を2で止めた。オリックスにはカード勝ち越しで、交流戦は7勝11敗で終えた。八回、原口が左翼席へ6号2ランを放ち、これが決勝点となった。金本監督は勝利監督インタビューで「(オリックスに)勝ち越せたというのが一番よかったですね。なかなか点が入らなかったんですけど、よく原口が打ってくれました」と、3番に抜てきした原口の活躍を絶賛した。

 原口は3番、一塁でのスタメン出場は、ともに初めて。起用がズバリ的中したが、「基本的にゴメスをリフレッシュさせるというのが第一目的で、ファースト誰にするか迷ったんですけど、原口の打撃を買ってファーストで起用しました」と意図を説明した。

 交流戦は全日程終了。24日にリーグ戦が再開する。首位・広島と敵地での3連戦からのスタートとなる。指揮官は「首位のチームなんで、3つ取るつもりでいきます」と宣言。「まだまだみんな力が出せていないですね。ある程度自分の能力を出しているのは福留ぐらい。メッセ(メッセンジャー)もよくなってきましたが、それ以外は自分の持っている力の半分も出していない。もっとできるはずなんで。緊張感を持ったりとか気持ちの面とかを高めていって、自分の能力が出せるようにやっていけばもっと勝てると思います」と、選手にハッパをかけた。

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