虎また失策 原口内野フライ捕球できず

6回、西武・メヒアの邪飛をお見合いする(左から)阪神・原口文仁、阪神 マット・へイグ=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「交流戦、阪神-西武」(3日、甲子園球場)

 阪神守備陣がまたしても内野フライをアウトにできなかった。

 六回2死一、二塁で4番・メヒアの場面。カウント1-2からの4球目、三本間に上がった飛球に対し、捕手・原口が手を挙げて捕球体勢に入ったが、最後はしゃがみ込む形で打球に触れることなく、見送ってファウルにしてしまった。原口には失策が記録された。

 メヒアはカウント2-2からの6球目を再び打ち上げた。マウンド左付近の落下地点に阪神内野陣が集まるとスタンドからは大きなどよめきが起こった。最終的には三塁・ヘイグが捕球して、追加点を与えなかった。

 阪神は5月15日・DeNA戦(横浜)で内野の飛球をゴメスらがお見合いしてアウトにできず。同17日・中日戦(甲子園)でも遊撃後方の飛球を鳥谷が落球する失策を犯し、金本監督は「高校生に笑われる」と苦言。翌18日・同戦の試合前の全体練習では異例のフライ限定ノックを行っている。

 同28日・巨人戦(東京ドーム)でも八回、クルーズが打ち上げた飛球を投手・高橋と一塁・ゴメスの2人で捕りにいって衝突。最終的にファーストミットに当てたゴメスが落球している。

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