金銭授受問題 四藤球団社長一問一答

 阪神・四藤慶一郎球団社長(55)が15日、巨人選手が自チームの勝敗で金銭授受を行っていたことが判明した問題に絡み、阪神の選手間でも賭博行為ではない金銭授受が行われていたことを明かした。以下は四藤社長の一問一答。

   ◇  ◇

 -巨人の円陣の声出し役が勝敗に応じて金銭を授受する事態が発覚したことを受けて

 「似たようなやりとりがあったのは否定しない。事実確認はしてますけどね。金銭のやりとりというのは、ノックで罰金を集めるとか、円陣もあったと思う。(巨人の事例と)似たような感じのことですけどね」

 -そういった事例があったと。

 「そういうことですね。現在進行形ではないので。それはやめましょうと確認している。巨人の(賭博行為発覚を受けて行われた)アンケート以降はないので。コミッショナーや委員長の見解を聞いて、それはやめましょうと。(阪神の事例は)野球協約違反には当たらないということだった。法令違反かと言われると、それは法律論になる。識者によって捉え方が違う。とにかく、そういう類いのことは一切やらないと徹底している」

 -いつ分かったのか。

 「ノックについては巨人の調査の段階で現場には聞いていた。それは練習の雰囲気を盛り上げたりとか、緊張感を高めたりというか、そういう意図があったと思う」

 -いつから行われていたのか。

 「そんなに古くはないと思う。ここ数年じゃないかな」

 -金額は。

 「ひとり何千円という世界。倫理の問題も問われているし、賭博の目になりかねないので、野球に関する金銭のやりとりはやめましょうと確認した。だから今後、そういうことがあったら許されない。そこは襟を正した方がいい」

 -2回目の賭博調査の進ちょく状況は。

 「19日までということなので、今はまだヒアリング中ですけど。基本(前回と)同じ内容です」

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