藤浪 小学校で「夢の教室」の先生役

教壇に立ち、生徒たちを前に熱弁をふるう藤浪(撮影・高部洋祐)
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 阪神・藤浪晋太郎投手が17日、大阪府堺市立浜寺石津小学校で、日本サッカー協会と日本プロ野球選手会が協力して実施している「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」に先生役で参加した。

 ユニホーム姿で登場した体育館では、まず自らピッチングを披露。その後、子供と一緒にゲームをしながら「すごく楽しい雰囲気でできた」と、仲間と協力することの大切さを説いた。

 また、体育館から教室に場所を移してからは、スーツに着替えて5年生の生徒に夢に関しての授業を行った。「今までなかった」という先生役で、チョークを持ちながら自身のこれまでの野球人生を振り返り、夢を持って生きていくことの重要性を熱く語った。

 「自分自身の経験をもとに、一つのことを好きになって信じてコツコツやり通すことが大事だと思ったので、そういうところを伝えさせてもらった」と笑顔。ただ、自ら話を構成して授業を行う難しさも実感して「抑揚のない話になってしまったと反省してます」と苦笑いも浮かべた。

 最後は、取材の中で自身の夢を問われて「小学校で言うのもあれですけど、ビールかけですね。優勝したい」と力強く話した。

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