「阪神７－２ＤｅＮＡ」（２２日、京セラ）

　阪神先発の岩崎優投手が７回４安打２失点の好投。自身３連勝で３勝目を挙げた。

　初回は三者凡退の好発進。二回には連打と死球で満塁のピンチを招き、１死後、押し出し四球で同点とされたが、崩れなかった。

　三回、四回は三者凡退。五回、桑原に左前へ運ばれ、マートンの失策で２死二塁とされた。しかし続く飛雄馬を遊ゴロに打ち取って得点を与えなかった。

　七回、先頭のバルディリスにソロを被弾。２点差に迫られたが、踏ん張った。打線の援護も受け、八回は福原、九回は安藤が無失点に抑えて、勝ち星をつかみ取った。

　「いつも通り１イニングずつ抑えていくという気持ちで（マウンドに）上がりました」と岩崎。二回に同点を許した場面については「ちょっと点の取られ方が悪かった。何とか１点で止まりましたけど、次への反省として生かしたいです」と振り返った。

　和田監督は「状態自体はそれほど良くなかった。球のキレも制球もそんなに良くなかったですね」と言いながらも「良くなくても７回を２点で抑えてくれた。しっかりとゲームをつくってくれたから、勝ちにつながったと思います」と評価していた。