福留V3ラン&猛打賞 2位に3・5差

6回、福留は勝ち越し3ランを放ち、荒木郁也(左から2人目)と抱き合い喜ぶ=神宮球場(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト1-6阪神」(16日、神宮)

 阪神が福留孝介外野手の勝ち越し17号3ランなどで勝利した。福留は八回にダメ押し適時二塁打も放つなど4打数3安打4打点の大活躍だった。阪神は長期ロードに入ってから全4カード連続勝ち越し。貯金を8とし、2位とのゲーム差を今季最大を更新する3・5差をつけた。

 1-1の六回1死一、三塁。右手中指を負傷している38歳がヤクルト先発・石山のスライダーをフルスイングし、打球を右中間スタンドまで運んだ。

 ヒーローインタビューでは、「久しぶりに芯に当たって、良い感触でした。(1番、2番がチャンスをつくって)その中で仕事ができていなかったので何とかしたいなと思っていました」と笑顔を見せた。

 福留の本塁打は6日の広島戦(マツダ)以来、10日ぶり。日本での本塁打は通算224本目で、藤村富美男に並んだ。米国通算は42本。また、福留の猛打賞は7月14日の広島戦(甲子園)以来、今季7度目。1試合4打点は、7月4日のDeNA戦(横浜)以来2度目で今季最多タイ。

 阪神先発の岩崎は6回を3安打1失点(自責0)で抑える好投で、今季2勝目(5敗)。

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