阪神が苦手の交流戦初戦で4年ぶり勝利

ハイタッチで勝利を喜ぶ岩田ら阪神ナイン=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、阪神3-0楽天」(26日、甲子園)

 12年から交流戦初戦で3連敗中だった阪神が、楽天に完封勝ちで好スタートを切った。岩田は3安打10奪三振の完封勝ちで4勝目(2敗)。

 阪神は初回、2死一、二塁から福留の中前適時打で先制。五回にも1死一塁からゴメスの4号左中間越え2ランで加点した。

 楽天は先発・塩見が6回1/3を7安打3失点。打線も3安打無失点に抑え込まれた。

 好投の岩田は、11年10月7日・横浜戦(横浜)以来4年ぶり5回目の完封勝利。2桁奪三振も、10三振を奪った12年7月11日・中日戦(甲子園)以来3年ぶり5回目と価値ある4勝目となった。

 岩田のヒーローインタビューは次のとおり。

 -すばらしい投球。

 「ありがとうございます」

 -4年ぶり完封勝利の味は?

 「懐かしいですね」

 -最後の打者の打球がセンターに上がったときの気持ちは?

 「切ってくれっていう感じでしたね」

 -巨人戦での敗戦から1週間。どんな思いで調整してきた?

 「感覚的にはそんなに悪い感じではなかったんで、ちょっとした修正点をしっかり修正できた。自分の中ではそういう練習がしっかりできたんで、こういう結果に結びついて良かったです」

 -一番良かったのは?

 「僕には珍しく三振が結構取れたので、まあ良かったです」

 -五回、七回は先頭バッターを出した。ピンチではどんな思いだった?

 「抑えることしか考えてないです」

 -粘り強い投球でピンチを脱した。

 「良かったです」

 -楽天の塩見投手は中学校の後輩。

 「実はそうなんですよね。僕も(大阪)守口市に住んでますし、そこの出身の後輩ということで恥ずかしいピッチングはできないなっていう思いでいました」

 -先輩の貫禄。

 「結果的にそうなって良かったですね」

 -交流戦開幕戦を白星発進。

 「まず白星をつけれたので、いい感じで進んでいくと思います」

 -次の登板に向けては。

 「今日のようにしっかり粘って、先に点を取ってもらうまで粘り続けて頑張っていきたいと思います」

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