建山 同級生上原からねぎらい

会見を終え、花束を受け取る阪神・建山義紀=球団事務所(撮影・田中太一)
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 阪神・建山義紀投手(38)が5日、西宮市内の球団事務所で会見に臨み、今季限りでの現役引退を表明した。

 「さみしい気持ちよりもホッとした気持ちです。シリーズ前にロースターを外れた時に潮時かなと引退を決めました」とすがすがしい表情で話した。

 東海大仰星の同級生であるレッドソックスの上原には6日前にメールで現役引退を報告。「本当にお疲れさま。長く一緒に頑張ってくれてありがとう」とねぎらいの言葉を送られたことを明かした。

 今後の去就については未定だが、「自分の財産になっているものを若い選手たちに伝えることができればと思っています」と指導者として第2の人生を歩みたい希望を打ち明けた。

 今年6月に入団した建山は、勝利の方程式を担う一角として期待されたが、登板はわずか8試合に終わり、防御率3・68と精彩を欠いた。日米通算500試合登板まであと1試合に迫っていた。

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