サヨナラ逃す 阪神延長12回で引き分け

引き分けに悔しそうな表情をみせる阪神・西岡(右)
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 「阪神2‐2中日」(27日、甲子園)

 阪神が延長十二回、中日と引き分けた。

 十二回は1死満塁で代打の新井貴が登場したが、中日・岩瀬に投ゴロに抑えられ、続く上本は一塁ライナーに倒れた。

 阪神は1点を追う六回、1死から上本が中前打で出塁。2死後、暴投で二塁に進むと、ゴメスが詰まりながらも左前に落とす同点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 阪神先発のメッセンジャーは初回、大島、エルナンデスの連打から1死一、三塁のピンチを背負い、森野の二ゴロ併殺崩れの間に先制を許した。だがその後は、150キロ前後の直球主体の投球で中日打線を封じた。

 延長に入って十回、救援登板した呉が勝ち越し弾を浴びたが、その裏に同点に追いついた。

 この試合から故障明けの西岡が「1番・三塁」でスタメン復帰。打撃不振で2軍落ちしていた福留も「6番・右翼」で先発オーダーに名を連ね、七回に左前へ復帰初安打を放った。

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