藤浪4勝目「自分が流れを作ろうと」

力投する阪神・藤浪晋太郎=コボスタ宮城(撮影・西岡 正)
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 「交流戦、楽天1‐9阪神」(4日、コボスタ)

 阪神が今季30勝目(26敗)を挙げた。対楽天戦は2012年6月からの連敗を6で止めた。

 先発の藤浪は7回6安打1失点(自責0)で4勝目(3敗)。ヒーローインタビューでは「内容はそんなに良くはなく、(初回の失点は)自分のエラーで点が入ってしまったので60点ぐらいです」と、反省を込めながら振り返った。

 この日は初回、2番・西田に対し、1軍の試合では自己最速となる時速156キロの内角球で空振り三振に斬った。これまでの1軍最速は155キロだった。

 藤浪はヒーローインタビューで「ベンチで(156キロの)話を聞いて、スピードは素直にうれしいですけど、あまり気にはしてないです」と話した。

 阪神は前夜(3日)3‐0から九回に4点を奪われ、逆転サヨナラ負けを喫していた。藤浪は「昨日のサヨナラでちょっと流れが悪い中にいましたが、自分が(良い)流れを作ろうとマウンドに上がりました。今日は野手の方に点を取っていただき、何とか勝てました。今までは情けないピッチングが多かったですが、これからは取り返していきたいと思います」と話した。

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