本田のクラブ経営 「ミランを反面教師」

 サッカー日本代表FW本田圭佑(29)が4日、自身が実質的なオーナーを務めるオーストリア3部・SVホルンのリーグ優勝に際し、所属事務所を通じてコメントを出した。自身が所属し、成績が低迷しているACミランを「反面教師として参考にさせてもらっています(笑)」とネタにするブラックユーモアも交えながら、心境を語った。

 昨年6月に自身のマネジメント会社「HONDA ESTILO」がSVホルンの経営権を取得し、本田は現役選手でありながら実質的なクラブオーナーとなった。その際に目標と掲げていたのが「1年で3部リーグを優勝し2部リーグに昇格する」ということだった。

 目標を達成できた要因について「初年度ということもあったので、まずは組織作りにこだわりました」と振り返った。「日本から優秀な人材を複数派遣し、現地のオーストリア人が今までやって来たことに加えて我々の色を足していった。1年かけて戦える組織を作ろうと決めていました。予算もなく小さいクラブなりに哲学を大事にすれば勝てるというのを学べた大きな1年でした」とコメントした。

 クラブを運営する上で「現場のチーム全員をリスペクトしながら意思決定するようにしています」と実務を担当しているスタッフを尊重しているという。自身が所属し、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が実質的な独裁体制を敷くACミランのことを「反面教師として参考にさせてもらってます。(笑)」とネタにするユーモアをみせつつ、「僕の最も大きな役割は意思決定以上に今回も優勝の立役者であるマネジメントチームと監督ら現場スタッフとビジョンを共有し続け、これで満足と思わせない為のコミュニケーションが大事だと思ってます」と今後も、SVホルンの現地スタッフと密にコミュニケーションをとっていく考えを示した。

 現在、榊翔太、権田修一ら日本人選手が6人所属している。オーストリア人のクレア前監督を、今年4月に解任。後任に日本人の浜吉正則監督を招いたことなどから、現地ではクラブの日本化だと批判を受けたという。当時の成績はリーグ2位。しかも4-0で勝利した後の監督解任だったため、ミランのチームメートや、ミハイロビッチ監督(当時)からも「鬼だ」と批判を受けたほどの交代劇だった。

 本田は「でも勝ち負けでなく満足できてなかったんで」と更迭を決断した理由を説明。「何度も言ってきてますがホルンはグローバルなクラブとして世界に認知されるチャンスです。今の所、日本人が増えてきているのは我々組織の現場のネットワークの少なさが表れているだけです。世界の若くて情熱のある選手に目を向け始めているのでいずれ多国籍集団になると思います」と、日本以外の国に選手獲得のチャンネルを確立させるとビジョンを語った。「現地の批判は理解ができるものです。変わるというタイミングでは批判はつきものですから」と、現地の声にも理解を示した。

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