21歳浅野はあいさつ回りから…代表合流

合宿に合流し本田圭佑(右)らにあいさつする浅野拓麿(撮影・棚橋慶太)
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 「サッカー日本代表・事前合宿」(27日、千葉県内)

 6月のキリン杯(3日・豊田ス、7日・吹田)に向けて千葉県内で事前合宿を行っているサッカー日本代表に、FW本田圭佑(ACミラン)、浅野拓磨(広島)、MF香川真司(ドルトムント)の3人が合流した。

 昨年8月の東アジア杯以来の代表招集となった21歳の浅野は、海外組とピッチ上では初対面。「テレビで見ていた人たち」と緊張気味の浅野は、26日の代表メンバー発表時にハリルホジッチ監督が「あいさつをしに来ないのはダメ」と語っていたこともあり、各選手や指揮官に自ら進んであいさつに回った。

 快足が持ち味で『ジャガー』の愛称を持つ浅野から“ハロー・ジャガー”を受けたFW岡崎は「初対面だけど、話しやすい感じ」と好印象。香川も「スピードがあって、これという自分の武器があるのは珍しいこと。プレーするのが楽しみ」と歓迎した。

 リオ五輪に出場するU-23代表として参加していたトゥーロン国際から、A代表の招集を受け途中離脱したジャガー。U-23代表から離れる際には、手倉森誠監督から「頑張ってこい、頼んだぞ」と激励されて見送られと言い「この年代の選手として、恥じないように。(リオ世代が)もっと(A代表に)入ってこれるんだというところを見せたい」と意気込んだ。

 また、練習前の円陣ではハリルホジッチ監督から「(練習後の)夕食で、歌をうたうように」と突然のリクエスト。純朴なジャガーは戸惑いつつも「これは(A代表の)恒例なのかなと。歌は得意じゃないけど、好きなので」とのどを鳴らしていた。

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