サッカー女子日本代表は28日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29日~3月9日、大阪市)のオーストラリアとの初戦(大阪・キンチョウスタジアム)を翌日に控え、堺市内で最終調整した。
引退した澤穂希さんから代表背番号「10」を受け継いだFW大儀見優季(28)は「W杯でもアジアでも何度も対戦しているけど、嫌なイメージはない。力を発揮すれば勝てる相手」と初戦必勝へ意気込んだ。
澤さんの引退が意識を変えさせた。「サッカーのためにやっていく覚悟と責任感は少しずつ芽生えた。澤さんが20年以上も戦い続けたものを引き継いで未来につないでいきたい」とエースの自覚をにじませた。
自身の10番像を築き上げていく戦い。「形にとらわれない。ありのまま。自分でどうにでも作っていける。誰が見ても納得できるプレーをしていきたい」と力を込めた。