京都橘が尚志に敗れる

 「全国高校サッカー・1回戦、尚志1-0京都橘」(31日、駒沢陸上競技場)

 尚志(福島)が序盤に挙げた1点を守り切り、京都橘を下した。。前半13分に、右CKから主将DF茂木星也(3年)が頭で先制ゴールを決めた。

 京都橘はU-18日本代表FWの岩崎悠人(2年)が後半2本のシュートを放ったが、同点ゴールはならなかった。試合終了のホイッスルが鳴るとピッチ上で涙を流し、試合後は「攻撃のチャンスが作れなかった。(1試合で終わり)早かったですね」と思いを表した。

 京都橘は今大会、1、2年生を主体に臨んだが、年明けからの新チームでは岩崎が主将を務める。「悔しいけど、今日の試合で気づいたことを還元したい。今年の橘の選手たちはいろんなことで甘かった。ちょっとの差で負けたと思うので、それを埋めて、来年はステップアップして帰ってきたい」などと前を向いた。

 岩崎は今後、各年代の代表候補として将来を嘱望される。「日本を背負って戦える選手になりたい。(2年生としての1年間は)マンツーマンでつかれたりと、初めてのことが多くて苦しかったが、得たものも多かった。来年はとにかく一生懸命にやって、その結果がついてくればと思う。同時に周りで起こることは拒否せずに、起こることに流されながらやっていきたい。(2020年の)東京五輪のメンバーには絶対入りたい」と、目標を掲げた。

 この日の試合ではマーチングバンドの強豪校としても知られる京都橘の応援スタンドで軽快なマーチングソングが奏でられ、「ゴール、イワサキ・ユウト」の応援ソングもピッチへ送られた。

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