日本サッカー協会の国際委員を務める元日本代表選手の北沢豪氏(47)が、このたび3年ぶりにカンボジアを訪れた。世界各地で慈善活動を始めるきっかけとなった国への思い入れは強く「少しずつ発展していくのを見て、自分も社会に貢献できると実感できた。アジアの仲間としてもうれしい」としみじみ語った。
初めて訪れたのは現役時代の2001年。「空港にはターンテーブルがなく、車も今ほど走っていない。サッカーどころじゃなかった」と当時の様子を振り返る。それから国際協力機構(JICA)の活動も含め、10度以上も訪れている。