サッカーのシンガポール代表ＧＫイズワン（２５）が、来季はＪ２を戦う松本の練習に参加することになった。シンガポール国内の各メディアが伝えた。トライアルの期間は１日からの１週間。移籍が実現すれば、シンガポール人で初のＪリーガーとなる。

　イズワンは６月の日本代表戦（埼玉）で神がかったセーブを連発して完封。“ジャイアントキリング”はならなかったものの、日本との０－０ドローの立役者となった。試合後には、日本代表のハリルホジッチ監督も「シンガポールのＧＫを褒めなければいけない。６、７点は彼が止めた。これほどＧＫが止めたのを見たことがない」と驚きの表情を浮かべていたほど。同戦の終了後、イズワン自身も「日本のクラブからオファーが来れば検討したい。日本でプレーできれば成長できる」と語っていた。

　１１月にシンガポールで行われた日本戦では、チームは日本に０－３で敗れたが、イズワンは再び高いパフォーマンスを披露。今回は練習参加という形だが、自身の潜在能力を見せれば、契約を勝ち取る可能性もある。