川崎・大久保2発!3年連続得点王へ前進
「J1、川崎5-3G大阪」(4日、等々力陸上競技場)
川崎のFW大久保嘉人が2得点を挙げ、今季21得点とした。試合前の段階で、得点王ランクトップ19点で並んでいたG大阪・宇佐美貴史に2点差をつけ、3年連続得点王へ前進した。
序盤の前半2分、川崎は中野がドリブル突破から出したパスに大久保が反応して先制した。その後、ゴールを奪い合う展開となったが、3-3で迎えた後半30分、攻め上がった車屋がエリア内で米倉に倒されてPKを獲得。これを大久保がゴール右に沈めた。ここ3試合で5得点と量産体制に入っている。
大久保はJ1通算得点も単独3位の154点に伸ばした。歴代1位の中山雅史(現JFL沼津)の157点、同2位の佐藤寿人(広島)の156点が視野に入ってきたが「僕は誰も意識してないです」とサラリ。だが、手応え十分に「1試合1試合、点を取りたいと思ってやっている。自分が取ればチームに勢いが出るから」と話した。
試合は川崎が勝利し、リーグ戦4連勝とした。