川崎・大久保、味方の気迫不足嘆く

逆転負けを喫し厳しい表情を見せる川崎・大久保(左手前)=味の素スタジアム
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 「J1、FC東京2-1川崎」(2日、味スタ)

 川崎のFW大久保嘉人(32)が、チームメートの気迫不足を嘆いた。

 この日は、三浦知良を抜いてJ1歴代単独4位となる、通算140点目をヘディングで記録。カズダンスも披露し、いいムードで前半を折り返した。

 しかし、追加点を奪えず、後半19分にはDF車屋が2回目のイエローカードで退場。1人少ない状況になりながら相手の攻撃をしのいでいたが、後半42分にFKからFC東京・FW武藤に決勝ヘッドをたたき込まれた。

 試合後、「(敗戦は)痛すぎますね。みんな力も入ってたし。今日ほど悔しいことはなかったね。負けても次あるからいいやと思うことはいっぱいあるけど。今日は悔しかった」と渋い表情の大久保はセットプレーの失点を嘆いた。

 「1点目のセットプレーは(太田宏介に直接FKを決められたので)しょうがない。2点目のセットプレーでやられてるなよと。修正できないなと思う」

 さらに、攻撃でのセットプレーについても「みんな気迫が全然足らないし、自分が決めてやるという気迫がない。無理だったら(ボールを)そらして誰かにとらせようという気迫も全然見えない。見ていて歯がゆいし。それだったら(カウンター攻撃を受けるのを避けるために)少ない人数でやった方がいいと思う。そこはスタッフを交えて話し合いをしないと」と注文を口にした。

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