大口スポンサーの撤退でチーム存続の危機にあることが公表されたなでしこリーグ大阪高槻のＦＷ丸山桂里奈が３０日、公式ブログで「このチームで少しでも長くサッカーしたい」と支援を呼び掛けた。

　丸山は「選手として私たちはピッチの上で一生懸命頑張ること、表現すること。こういう状況になっても、今までやってきたことを変えないこと」と平常心を強調した。

　そして「一試合一試合、全力でいきます」と誓い、「私達が、リーグを戦えるようにそして　来季に繋がるように、みなさんよろしくお願いします！」と支援を呼び掛けて「このチーム、チームメイト、監督コーチ、みんなと少しでも長くサッカーしたいという気持ちで頑張ります！」と切実な思いをつづった。

　またツイッターでは「みんなで一つに。みんなで乗り越えよう！！！」とイレブンたちに訴えかけた。

　大阪高槻は大阪市内で会見し、大口スポンサーの撤退で「シーズンを戦い続けるのに必要な運営資金を調達できなかった」と発表。１２月までに遠征費、選手給与などに使う運営資金が３０００万円不足していることを明らかにし今後、街頭や試合会場での募金や新たなスポンサーの獲得も目指していくという。