MVPロイド「使命感だけだった」

 「カナダ女子W杯・決勝、日本2-5米国」(5日、バンクーバー)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は5日16時(日本時間6日8時)からバンクーバーのBCプレース・スタジアムで決勝戦に臨み、2-5で米国代表に敗れ、大会連覇はならなかった。

 1999年米国大会以来4大会ぶり3度目のW杯制覇を果たした米国のジル・エリス監督は「とにかくうれしい。このチームを誇りに思う。一人一人が夢見てきた」と喜びを表現した。

 前半3、5、16分と立て続けにゴールを奪い、ハットトリックを達成したMFカーリ・ロイドは大会MVPとなる「ゴールデンボール賞」を受賞。「勝たなければならないという使命感だけだった。毎日続けてきた反復練習が結果につながった。最後は最高のかたちで終わることができた」。この試合にゲーム主将として臨んだロイドは、日本にPK戦で敗れて準優勝に終わった前回2011年ドイツ大会でも先発出場していた。前回大会の悔しさを吹き飛ばす圧勝に笑顔を浮かべた。

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