横浜M、クラブ拠点の移転検討 みなとみらいから
J1の横浜Mが横浜市みなとみらい地区の拠点「マリノスタウン」から移転を検討していることが26日、分かった。親会社の日産自動車が市と結ぶ定期借地権契約が来年5月に終わるため、数年前から同市内を中心に候補地を探している。
2007年に正式オープンしたマリノスタウンは天然芝2面、人工芝2面のグラウンドを有し、トレーニング施設も完備。以前は点在していた本社機能やユースの活動拠点も集約した。
サッカークラブの施設では国内屈指だが、近年は年間6億円程度とされる維持費が経営を圧迫している。嘉悦朗社長は「コスト構造の見直しも考えなければならない」と述べた。