J1広島 2年ぶりリーグ制覇へ始動
J1広島が26日、安芸高田市の吉田サッカー公園で始動した。FW佐藤寿人ら全選手が集まり、雨が降る中でランニングやミニゲームなど約2時間の練習を行った。
昨季はリーグ3連覇を逃すなど、主要タイトルを逃し無冠に終わった。今季は2年ぶりのリーグ制覇が最大の目標だ。
FW石原直樹が浦和へ、MF高萩洋次郎がウエスタン・シドニー(豪州)へ移籍した。主力2人の流出は戦力ダウンだが、4年目を迎えた森保一監督は「優勝に貢献した選手がいなくなるのは、痛くないと言えばうそになる。でも移籍はサッカーでは当たり前で自然の流れ。2つ空いたポジションに向けて、自分がやってやろうという選手がたくさんいる。誰が出てきてくれるか、楽しみ」と目を輝かせた。
佐藤は「初日からサンフレらしく明るく練習ができた。優勝の大きな喜びに勝るものはない。全員で喜べるように、タイトルを取りにいきたい」と力を込めた。
広島は27日から鹿児島県・霧島市の霧島市国分運動公園でキャンプを行う。