J1、V争いは最終節へ持ち越し

神戸から先制点を奪って喜ぶG大阪の宇佐美
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 「J1、鳥栖1-1浦和」(29日、ベアスタ)「J1、G大阪3-1神戸」(29日、万博)

 残り2節を残すJ1はこの日、前節まで首位の浦和が4位の鳥栖と1-1で引き分け、、2位・G大阪は11位の神戸に3-1で勝利。ともに勝ち点62で並んだが、G大阪が得失点差で7点の差をつけ首位に立ち、浦和が2位に後退した。

 C大阪に勝った鹿島が勝ち点60で3位となり、優勝争いはこの3チームに絞られて最終節(12月6日)に持ち越された。

 G大阪は前半37分、エースFW宇佐美がドリブルから左足で先制弾。前半43分には、FW宇佐美のクロスにFWパトリックが合わせ追加点を決めた。

 後半4分には、ボールを奪ったFW宇佐美がドリブルで詰め、ペナルティーエリアに入ったところで右足を振り抜きズドン。後半25分、神戸のMF小川に1点を返されるが逃げ切り“阪神ダービー”を快勝で飾った。

 FW宇佐美は、26日の天皇杯準決勝から2試合連続2ゴール。神戸戦は出場8試合全てで得点し、計11発と好相性ぶりを存分に発揮した。

 浦和は前半を0-0で折り返したが、後半22分に鳥栖DF菊地が一発退場となる反則でPKを得た。これをMF阿部がゴール左隅へ決めて先制点を挙げた。しかし、後半ロスタイムに鳥栖のDF小林に同点ゴールを決められて引き分けた。

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