タイ退団岩政 家族以外の理由も

 サッカー、タイ1部テロ・サーサナからの退団を発表した元日本代表DF岩政大樹(32)が28日、退団理由についての真意を自身のブログ「No Pain No Gain」(http://ameblo.jp/daiki-iwamasa/)で語った。

 27日に更新した内容には「二ヶ月に一度、それも数日だけ家族の顔を見てまた旅立つ生活は、私の人生の生き方として正解に思えませんでした」と家族と離れて暮らしていることを理由の一つに挙げていた。

 しかし、「『ファミリーシックで退団!』と言われてしまうと、私の真意とはかなりかけ離れたものに映ってしまいます」とつづり、それだけが理由ではないと訴えた。もともと、家族と離れることのつらさは「最初から十分、分かっていた」という。

 選手として、「海外でプレーすることが私に必要な経験と思っていた」という岩政は昨年鹿島を退団するにあたり、「できるだけ違う経験を積みたい」と考え、タイ移籍を決めた。「もともと海外に出るのは1年か2年、長くて3年だろうという気持ちはありました」、「今年、ある程度納得した経験ができたことで、来年以降にタイに残っても新たなものはそれほどたくさん得られないのではないかという気持ちがありました」と、複雑に事情が絡み合ってテロ・サーサナを退団することになったと明かした。

 「次のクラブが私の選手としての最後のクラブになるかもしれません」との覚悟を示した岩政。「そのためにも海外での経験は家族と離れてでもすべきだと思ったことであり、私は鹿島での自分を一度リセットすることができたと思っています」と振り返った。

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