メッシ 大会最優秀選手も笑顔なし…

健闘をたたえ合うドイツのシュバインシュタイガー(左)とアルゼンチンのメッシ=リオデジャネイロ(ゲッティ=共同)
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 「ブラジルW杯・決勝、ドイツ1‐0アルゼンチン」(13日、リオデジャネイロ)

 ドイツが1990年イタリア大会以来、6大会ぶり4度目、東西統一後は初の優勝を果たした。また、南米で開催された大会で、初めて南米以外のチームがW杯を制した。だが、大会最優秀選手となる「ゴールデンボール」には、敗れたアルゼンチンのFWメッシが選出された。

 メッシはこの日、何度か決定的なチャンスを迎えながら、ドイツの“守護神”GKノイアーを中心とした堅い守りに阻まれ、得点を挙げることはできなかった。

 試合終了後は天を仰ぎ、ピッチにへたり込んでしまったメッシ。試合後のセレモニーでは最優秀選手に選ばれたものの、表彰台に呼び上げられても笑顔はなし。沈んだ表情のままトロフィーを受け取り、もっと欲しかったワールドカップのタイトルを逃した悔しさを、全身で表していた。

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