サッカー日本代表チームのキャプテン、長谷部誠が25日、W杯敗退後初めて公式ブログを更新し、その中で退陣が決まったザッケローニ監督への感謝の思いを記した。
長谷部はまず敗退について「この結果は自分達の力不足以外の何ものでもありません。主将として責任を感じています」と、自分を始めとした選手の責任であることを明確にした。
そして「このブラジルW杯の結果は、これからの日本サッカーの大きな分岐点になると思います」と前を向いた。
「今回、改めてサッカーは世界の文化であると感じました。その中でも強豪と言われる国は100年、200年といった歴史がありサッカーが文化として深く根付いています」と、体で当たった世界のサッカーの奥深さをそう表した。
敗退後、反省を重ねる中で、長谷部が胸を痛める出来事があった。ザッケローニ監督の退任だ。
「結果が出なかった時に監督や選手が批判される事は当然の事と思います。しかし、四年前に言葉も文化も全く異なる国に来て、日本という国・日本人の心を理解しようと最大限努力し、その心や文化を尊重し日本を愛してくれた素晴らしい人間性をもった方であった事は、日本人として忘れないでいて欲しいです」
主将としてザック監督とは何度も会話を交わし、その人間性も理解してきた長谷部だからこそ、自然とそんな言葉も出てくるのだろう。
そして最後に長谷部は「コロンビア戦が終わった後、何年も流していなかった涙が自然と流れてきました」と打ち明け、自分がこのW杯にかけてきたものがいかに大きかったかを、その涙によって改めて知ったようだ。