中邑が凱旋星!5カ月ぶり「イヤァオ」
「プロレス・WWE」(1日、両国国技館)
“キング・オブ・ストロングスタイル”が帰ってきた。1月に新日本を退団してWWE入りした中邑真輔が初の日本凱旋試合で勝利。入団から続く全勝を守った。
慣れ親しんだ両国に帰り、「WWEの1人として試合をするのは不思議な感じ。そのふわふわ感も楽しみ。日本人として帰ってこられるのは名誉」と話した中邑。入場曲以外は新日本時代と変わらぬスタイルで現れてポーズを決めると、客席からは約5カ月待たされたエネルギーが爆発したような「イヤァオ」の大合唱がとどろいた。
試合は、日本でもおなじみのクリス・ジェリコを相手に、けいれん式ストンピングを披露するなど、日本時代と変わらないストロングスタイルの戦いを展開。ジェリコ得意の逆エビ固めを2度も決められる危機もあったが、最後はカウンターのヒザ蹴りから必殺のボマイェ改めキンシャサでトドメ。試合後は、ジェリコから「お前は将来WWEの王者になる」と称賛された。
また、華名のリングネームで活躍した日本人のアスカも初凱旋。ナタリアを下してNXT女子王座を防衛した。