大日本、両国メインはデスマッチ王座戦

口に画びょうが入った星野勘九郎(左)にエルボーを見舞う伊東竜二=後楽園ホール
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 「プロレス・大日本」(29日、東京・後楽園ホール)

 7月24日の両国国技館大会のメインイベントが、王者・伊東竜二に星野勘九郎が挑戦するBJW認定デスマッチヘビー級王座戦に決まった。伊東の提案で行われた、同王座戦と王者・岡林裕二に神谷英慶が挑戦するBJW認定世界ストロングヘビー級王座戦のどちらをメインにするかのファン投票の結果が発表され、デスマッチが6485票を獲得し、ストロングの3264票を上回った。

 この日、伊東はアブドーラ小林、“黒天使”沼澤邪鬼と組み、星野、宮本裕向、木高イサミ組と両国禁止アイテム蛍光灯&画びょう&ガラスボードデスマッチの前哨戦で激突。伊東は早々と星野を流血に追い込み、大量の画びょうを口に含ませてパンチ、エルボーを放つなど容赦ない攻めを展開。最後はなぜか星野が自ら頭から浴びた大量の画びょうが散らばる中で、星野の頭部を蛍光灯の束で殴打し、月面水爆からドラゴンスプラッシュをたたみ掛けて葬った。

 試合後、伊東はファンに向かって「両国国技館はデスマッチがメインになりました。これは素直にデスマッチが見たいと言うより、デスマッチ頑張れ、ストロングに押されているぞ、そういう気持ちがあると思います」とアピール。さらに、血まみれで横たわる星野に「そのメインを務めるんだぞ、星野。お前にその覚悟はあるのか!!」と問いかけた。

 星野は「クソーッ、何が足りないんだ、何が足りないんだ!!」と涙ながらに絶叫。これに伊東は「何が足りないか教えてやろう。全部だよ。プロレスに対する気持ち、デスマッチに対する気持ち、このベルトに対する気持ち、全部が足りないんだよ。オレより強い気持ちを持てよ。1日24時間、プロレス、いや、デスマッチのことを考えろ。お前が上がってくるのを待ってるぞ。全部受け止めてたたきつぶしてやる!!」と、奮起を促した。

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