ムハマド・アリ氏、市民が追悼 米南部で葬列見送り
【ルイビル共同】ボクシングの元世界ヘビー級チャンピオンで3日に敗血症性ショックのため74歳で死去したムハマド・アリ氏の遺体を乗せた車列が、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで10日午前、市街地を巡回し、多くの市民が沿道で追悼した。
ひつぎを載せた黒塗りの車両がゆっくりとアリ氏ゆかりの地を通り過ぎると、市民らは花を投げたり手を振ったりしながら最後の別れを告げた。「アリ」コールが湧き起こる場面もあった。
アリ氏は1960年ローマ五輪のライトヘビー級で金メダルを獲得。64年に世界ヘビー級王座を獲得した後、イスラム教への改宗を公表した。





