村田諒太がラスベガス合宿に出発
7月24日に米ラスベガスでプロ11戦目が決まっているIBF世界ミドル級3位を始め、主要4団体で世界ランク入りするボクシングの村田諒太(30)=帝拳=が8日、成田発の航空機で米ラスベガスで約2週間のスパーリング合宿に出発した。途中、場所をロサンゼルスにも移す予定だ。
5月14日にプロ10戦目を終えた村田にとって、次戦は世界挑戦への大事なステップとなる。「左のパンチとか、いろいろ試してみたい。スパーリングの中で、何に気がつくかが大事」と高い目的意識を持って合宿に臨む。
ラスベガスの次戦については「また見たいと言ってもらえるような試合をしたい。(前WBC世界スーパーフェザー級王者)三浦(隆司)先輩のように、会場を沸かせる試合がしたい」と話した。世界王座についても「準備する気持ちは高まっています。目の前の試合も、その先も考えている」と現実的に捉えている。
ラスベガスは日中の気温が42度もあるとの情報を得ており「暑そうですね。湿気がないので助かりますけど、ボクシングは朝して、夜走ることになるかもしれない。体調管理には気をつけたい」と、次戦の環境にも慣れるつもりだ。




